さて、続いて動画を使ってテクニックの例をあげていきましょう。
練習曲
本日の解説で使わせていただくのは、【ONE OK ROCK】さんの『じぶんROCK』という曲です。
最近リクエストをいただきカバー動画をあげさせていただきました。その曲のイントロのギターでメロディを弾く個所がわかりやすいかなと思い選曲しました。
上げた動画はこちら
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この動画部分で言うと、0:20~0:26の短い部分で練習してみましょう。
TAB譜を作ろうか迷いましたが、耳を鍛えるのも練習です!同じ音を探してやってみよう!
基本形【動画】
ちなみにテンポは130BPMに設定しています。(原曲は166BPM)
最初はゆっくりから始めましょう。☟
これが基本形です。単に音を弾いた状態ですね。
まずはこの状態を弾けるようになりましょう。 弾けなければテンポを落として、一音一音確かめながら弾きましょう。 一音一音を確実に出してから次に行くイメージを持ってやりましょう。 やりがちなのが、一音を大事にするより次の音の事を考え、途切れ途切れになることです。次の音の意識も大事ですが、まずは一音一音を大切にゆっくりしたテンポでやってみて下さい。
慣れてきたらメトロノーム・もしくはスマホのアプリ等でクリック音を鳴らして、一定のテンポでやりましょう。
スライド【動画】
先ほどの基本形にプラスして、弾く瞬間に『下のフレットから滑らせて』を合わせたものがスライド奏法になります。(ビブラートは癖で少し混ざってしまいました)
滑らせてとはどこから?⇒特に決まりはありません。低いフレットから好きな場所で色々試してみたら良いでしょう。
基本形とは違ったニュアンスが感じ取れるでしょうか? もちろん私がスライドしたところが正解というわけではないですよ?自分なりに好きな箇所に混ぜてもOKです。
ハンマリング【動画】
続いては『ハンマリング』です。
『スライド』は特に決めた位置は無く、滑らせるように左手の指を動かしましたが、『ハンマリング』は、決めたフレットから目的のフレットへ、弾く回数は一回でというのが基本となります。
この動画でわかりやすいところは最後の0:09で、3弦の5フレット左手人差し指で押さえ、一回弾く(右手は終了)左手の薬指で3弦の7フレットを叩くように押さえる。
つまりは、一回弾いて二つ以上の音を出すテクニックです。
ビブラート【動画】
続いて『ビブラート』です。
今まで紹介してきたもの全て大事ですが、ビブラートがあるかないか次第で聞こえ方が全く変わります。
ビブラートを制する者はギターを制するかもしれません。
それほど重要なテクニックですね。 歌でもプロの方はビブラートが非常に上手い。
次回のテーマに『チョーキング』というテクニックを取り上げようと思っていますがチョーキングとビブラートはある意味兄弟的なテクニックだと思います。 次回、ビブラートについてもやりたいと思います。
よく言われるのがドアノブを回すように、手首で回すようにするとやりやすいです。指先でブルブルってやりたくなりますがおススメしません。
最終形【動画】
あくまで今回の最終形です。
上記のテクニックを混ぜて弾いてみました。
一つ一つ聞いてきた感想はどうですか?
弾き方で聞こえ方が全然違うと思いませんか?
これがギターの楽しさであり、苦しさです(笑)
今回はわかりやすいテクニックだけでやりましたが、テクニックはこれだけではありません。
可能性は無限大ですな!
弾ける・弾けないについて
どこまで弾けたらギターを【弾けた】と言えるのでしょうか?
最初の基本形が弾けたとき? 最終形が弾けたら弾けたと言える?それとも1曲通して弾けたとき?
様々な意見があると思いますが、自分が弾けたと思ったら【弾けた】のでしょう。
もし、基本形が弾けて満足している方は、このブログを参考に自分なりのニュアンスを出せるように取り組んでみたらどうでしょうか?
それが最終的に自分オリジナルの【弾けた】に繋がるように願っています!
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