バンド紹介③【筋肉少女帯・第二弾曲紹介】

バンド紹介

 本当に聞いてみてほしいからこその第二弾。

 第一弾では、ボーカルやらギターの話をしましたが、ベースこそ最高かもしれん!

 内田さんのベースって凄いメロディアスであります。第二のボーカルってくらい!

 それでいてタイトなリズムもこなす👍 

 ベースをやっている方々、内田さんのベース聞いた方が良いですよ?

 みんなチョッパーやりたい気持ちはわかるけれども。チョッパー等の派手さは無いが、聴いていてこんなメロディアスなフレーズ出来るんだなと再確認できますよ。ぜひ注目してみて下さい!

 では今回は、とことんカッコよく泣ける曲を紹介しよう。

再殺部隊

 必聴!! 作曲は橘高氏。作詞は大槻ケンヂ氏。

1996年発売 ステーシーの美術

再殺部隊の入っているアルバムです

 筋肉少女帯さん史上、最高の展開・爆発力・泣き・・・全てを兼ね備えていると言っても過言では無い曲。

 まずは歌詞を、『』内は大槻氏のセリフ部分です。

ああ、夜は明けて ユラユラ歩を合わせ 近づくのは14、15、16の少女の屍だ
さあ銃をかまえろ 銃爪を

髪の毛も指も 思い出も骨も
くだけよもう一度闇に帰してやれ
恋人見つけても心凍らせろ 目を伏せるな

あのね、あたしたち好きな人に もう一度会うため歩いただけよ

ホラ いつものように ホラ 町へ逃がすな
うちまくれ死者に哀しみはないから
うちまくれ罪の意識はひとときだ 気の迷いさ

あのね、あたしたち好きな人の 肌に触れるため歩いただけよ

 その深い哀しみからのがれるために 少年は部隊に志願した
 おそらく神の気まぐれで あの世から蘇った14歳から16歳までの少女たち

 歩き回る屍を 鋼鉄の銃弾で もう一度闇に帰し 始末するために。
 部隊の規律は厳しく右向け右! 僅かな心のゆらめきも 許されなかった
 少年にはかえってそれが心地良かった このまま何も考えず
 ただ 少女達を始末してさえいれば それで 俺の一生はOKだ
 もう 誰も失うこともない、、、
 それはとても楽な事だから きっと楽な生き方だから

 、、、ある日、少年は屍の中に恋人を見つける 』

あのね、あたしたち好きな人に もう一度会うため歩いただけよ
でもね、許されないのならば どうぞ、メチャクチャにして欲しいな
だって あたしは好きな人が 血まみれだって抱いてあげるワ
だって あたしの好きな人は 血まみれだって抱いてくれるワ

髪の毛も指も 思い出も骨も

 完全に小説ですね。 大槻氏お得意のゾンビものですが、ポイントは15歳前後の思春期の男女だということでしょう。 大人ならここまで感動的にはならないのかも。

 そんな多感な時期に、死んでしまった恋人がゾンビとして生き返り、さらに自分が殺さなくてはならなくなったとしたら? いや、ありえないですよ? わかっていますが、入り込んじゃうな~考えちゃうな~最後の女の『あのね、あたしたち好きな人に もう一度会うため歩いただけよ・・・だってあたしの好きな人は 血まみれだって抱いてくれるワ』だよ? せつないわー本当にせつないわ。

 大槻氏のボーカルしかあり得ないのは聴いて頂ければわかると思います。途中の語りがあるからこそ後半の盛り上がりがある! 物語ですよ本当に。

 この歌詞に更に感動的な音楽が乗ったら涙出るでしょう?? 今聴きながら書いていますがとんでもない曲だな~改めて筋肉少女帯さんの凄さを思います。

 静かなイントロから爆発的に加速するというのはメタルの常套手段なのですが、ここまでハマったのは無いでしょうってくらい。 海外メタルを色々聴いてきた私ですが、歌詞は英語で意味わからないで聴いてきましたから。 再殺部隊は歌詞もたまらないので相乗効果ですね!

 

 ギタリストの皆さん聴いたことありますか? この曲聴いたこと無いなら必聴ですよ。 

 ギターに感情を乗せて弾くというのはこういうことだ! ギターソロから後半にかけてのメロディは泣かせる要素満載。 泣かせに来てます泣きますよ。 絶対聴け!!

 私は何回もチャレンジしていますがイントロからのリフでギブ。いつか弾けるように・・・なりたい。 

 どうしても聴いていただきたいので本人のではないですが。

筋肉少女帯-再殺部隊

機械

 これも必聴だ! 作曲は本城氏。作詞は大槻ケンヂ氏。

 歌詞を。

髪かきあげ 図面引いて
奇妙な話を熱く語った
あの男は 狂っていた
本当に人を救う気でいた

「ホラごらん 天使呼ぶための機械さ
これで消せる 人の哀しみを」
空へ…

今、彼女が空へむける機械は
誰にも愛されぬ彼の思い出
彼女だけが一人男を信じた
きっと 彼女だけには見えるのでしょう
天使、翼が

「ホラごらん 天使呼ぶための機械さ
これで消える 人の苦しみも」
星へ…

今、彼女が星座へむける機械は
誰にも愛されぬ彼の思い出
彼女だけが一人男を信じた
きっと二人だけには降ってくるでしょう

今、二人が空へむける機械は
誰にも愛されぬ人の哀しみ

天使、その羽根
天使、翼よ

 なんと悲しい物語なんでしょう。

 男は科学者なのかな? 人を救うために、この救うとは人の哀しみを無くす事を目的としていますね。 てことは過去に哀しみを受けた何かがあったのでしょうか? そのために天使を呼ぶ機械を作ったわけですが、ここで大槻氏の凄さが・・・機械って(笑) 普通名前とか付けたがるもんですが・・・曲名も機械って(笑) 凄く大槻氏らしくて最高!

 その機械を彼女が空へ向けるわけです。 彼の思い出ってことは男は死んでいると思われます。 誰にも愛されぬ男なので、本当に狂った博士を思い描けますね~唯一彼女だけは信じ(一緒に狂った?)天使を呼べたらいしい。 その天使も彼女にしか見えていないので狂った説が濃厚ですね。 

 最後二人が空へってのはどういうことか? 二人とも死んだのか?

 それは皆さん一人一人の解釈次第でしょう! 私は死んだのではと思っていますが。

 妄想が膨らむ歌詞に、また最高のメロディが乗る! これぞ名曲ですな!

 この曲は良い意味で万人受けするでしょう。 ギターリフもシンプルですが粘っこく最高。

 次はこの曲にも挑戦したいと思っております♬

 中間のアコースティックな部分から切り込んでくるギターソロ・・・さすが橘高氏。

 この曲もギタリスト必聴ですよ! みんな聴いてる??

 それにしても・・・曲名、機械ってツボだなぁ・・・ 

 

筋肉少女帯 - 機械

Youtube動画紹介 

 この曲も最高なので紹介したかったけど・・・次回へ続く!

チャンネル登録お願いします♬

【踊る赤ちゃん人間 / 筋肉少女帯】 Kinnikushoujotai cover

 

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